カンボジアから、日本の高校に入りたい!という女の子が愛媛入りしたのが
今朝の愛媛新聞に大きく取り上げられていた。
彼女の名前は、スロ・リスラエンさん(17)。
これでも、NPO法人国際地雷処理地域復興支援の会のメンバーを
をさせていただいているのだが
その仲間も多数出迎えに松山空港へ駆けつけていた。
彼女にとっての「あこがれの先輩」タンチェンターさんの姿も。
チェンターは、青森の高校を卒業して、現在松山東雲大学で勉強中だ。
チェンターと再会し、目頭を押さえたリスラエンが、日本語で一言。
「これは、うれしいの涙です」
新聞記事を読みながら、私も目頭が熱くなる。
そんなリスラエンさんが、
地雷処理専門家の高山良二さんとスタジオに来てくれた。
「ダジャレ日本語学校」(本人談)で日本語に出会い、
生活のために幼いころから両親を手伝って働いていた。
電気のない家で、仕事の合間に勉強し、この日本にやってきたのだ。
17歳で親元をはなれ、「通訳の仕事がしたい」と夢を語るリスラエン。
愛媛(日本)とカンボジアとつなぐ、架け橋になる女の子が誕生した。
生出演まで少し時間があったので
今日番組で紹介した、JAにしうわの「しずる」をお渡ししたら
(非常に糖度ののったウマさ)
「めちゃくちゃ美味しい!カンボジアにもオレンジはあるけど
緑色で、むいて食べるというよりは、ちゅーちゅーと吸う感じ」と
一個ペロリ。喜んでくれてこちらも嬉しい。
「おやつの鉄人」で紹介した、今治市桜井の「清光堂」の 椀船最中。
これがまた、紫蘇が効いてる餡子!という驚くべき最中で
桜井漆器を載せて運んでいた船=椀船 を模っていて
それを守っていきたいという、娘さんが
グアムで結婚生活を送っていた旦那さんのビルさんと一緒に今治へ。
ちゃんと味を受け継いでいるのだ。
想いは並々ならぬものだろう。
丁寧な仕事ぶりに、心より最敬礼。
コメント
朝日新聞の、一枚しかない愛媛欄にも、大きく取り上げられてました。
当たり前に、教育を受けられる事に、感謝しないとね!