新聞のお悔やみ欄を見て、目を疑った。
高校のクラスメイトの名前があったからだ。
慌てて高校の卒業アルバムを引っ張り出して、
人違いであってくれと祈りながらページをめくる。
・・・間違いない。
まさかの訃報に呆然としたが
仕事のやりくりができそうだったので、お別れを言いに
告別式に参列した。
喪主は、お父さん。
これほど辛いことはないだろう。
「39歳になったばかりでした。親バカかもしれないけど
とても優しい子でした」と、泣きながらお話された言葉が
胸に突き刺さる。
高校の時のクラスメイトだったが、
彼とは高校を卒業してからのほうが仲良くさせていただいた。
お父さんの言うとおり、凄く優しくて情熱的。
河川敷に座って、いろんな話をしたことを思い出した。
ウチにも遊びに来たこともあって、我が家の家族みんな知っている。
社会人になってからは、「ノルマがあるんよ」と言われて
協力させてもらったこともあって、その時の商品は、今もある。
なんで突然・・・
あまりにも早すぎるじゃないか。
とても穏やかで、今にも大きな瞳を開けて
起きてきそうな棺の中の彼と
最後のお別れをしていたら
お父さんが「やのさん。来てくれたんやね、ありがとう」と
声をかけてくださった。
・・・涙が止まらなくて、ちゃんとお返事することも出来なかった。
心からご冥福をお祈りします。
合掌
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ご冥福をお祈りいたします