三輪田米山生誕200年 の 企画展ハシゴ。
しかも、20年近いお付き合いになる、三輪田米山にとてもお詳しい方と二人で。
まぁ、素敵に言うと、おしのびデートですね(ものはいいよう)
二人でしっぽり過ごしていたら「先生が来てる」ってので
入れ替わり立ち代わりスタッフがご挨拶に来られて・・・
悪いことはできませんね(別にしようとは思ってないですが)
坂の上の雲ミュージアムと愛媛県美術館で実施中。
こんな言い方するとお歴々の方に「なれなれしい!」と思われるかもだが
この故郷に、こんな愛すべきキャラの書家の方が
俳句界でいうと種田山頭火さんのような方が
しかも惜しみなく様々な作品を気軽に書いてくださっているからこそ
これだけの作品が令和の時代にも息づいていることはスゴイこと。
私たちは知らず知らずのうちに米山さんの書と共に地域に生きている。
美しさというよりは、勢いと熱と感情が迫ってくる書。
そしてもうひとつ、風が吹きぬけていそうな作品の数々。
10年ほど書道をかじった端くれなのだが、鼻の奥に墨の匂いが蘇る。
併せて、今年の俳句甲子園の準決勝で登場した開成高校の句
いわしぐも書かねば紙は光なる
この句が頭によぎったり。墨が落とされていない場所に風が吹いているような。
50年書き留めている300冊ほどの日記や
石文マップなども非常に興味深く。
子規さんとの関係性なども面白いなぁ、とその時代を想いつつ。
ぜひあなたもハシゴでどうぞ。
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