あしらの俳句甲子園

 

あしらの俳句甲子園！初めての制限なしでの開催が実現。

やのも司会でお手伝いをさせていただいた。

いや～募集開始で即40組（3人一組）が埋まるという快挙。

さらに誰一人として欠けることなく会場に集結したという事実。

観覧だけ、という方も全国各地からいらっしゃりご覧のひしめきよう。

しかも県外からが7割という気合の入りよう！

チーム紹介で俳号がコールされるたびに「お～～」と感嘆と拍手。

トリオパンジーズのばあちゃんたち3人衆はひと際喝采を浴びていた。

なかなか写真を撮る間が無かったのだが

5分で一句の予選の席題は「凩」。これがまたみんなええ句を詠む！

んで勝ち上がった8チームでのトーナメント本戦。

最後の1チームで滑り込んだ「辞令は突然に」中2の幸の実ちゃんが

アイドルのように空気をかっさらうシーンも。

決勝戦は、二連覇のかかる「チームくじら雲」VS「蝦夷のきのこ」のカード。

いや～唸ったなぁ。

見事連覇をやってのけた「チームくじら雲」決勝の中堅戦

 

雪しづか本をひらけば丘のやう　　　あいだほ（多分）

 

この句・・・好きやったなぁ。

準優勝した北海道からの猛者「蝦夷のきのこ」の準決勝の大将句

 

若水や母の喉（のみど）を動かせり　　　花河童

 

泣いたなぁ。しかも母の形見の腕時計を道後温泉本館で無くし

これが無事に出てくるという奇跡付きのエピソードもあり。

 

個人優秀賞が発表されて表彰されたが

（先生は全て作者を伏せた状態で選句しています）

五十嵐秀彦選優秀賞　　　魂の誤訳凩飼ひならす　Fよしと（雪うさぎ）

岸本尚毅選優秀賞　　　窓に凩乳液の頬に伸ぶ　さゆり（金に月）

んで。夏井いつき選優秀賞が・・・まさかの！正人（爆笑）

名前呼ばれた瞬間、うなだれる組長、会場の湧きまくり！

凩の種を頬よりはきだしぬ　　正人

 

とにかく俳号だけでこれだけみんなが集えて繋がれて共感しあえて。

一句一遊で頻繁に登場する俳人さんともお会いできて。

実りを体感できる貴重な一日。

中には「やのさんと吞み明かしたい」とか「やのひろみの部屋」の感想とか

いろいろ語って頂く方がいらっしゃり恐縮の極み。押し団扇まで。感涙です。

また繋がり続けられたら光栄です。

楽しくないと俳句じゃないぜ！

 

やのひろみチャンネル、正人とのゆるゆる配信もぼちぼち継続しております。

こちらもぜひ笑って観てやってください。