背中

子どもの夢を育む家庭教育を考える集会。
愛媛県生涯学習センターに、子育て真っ最中のお父さんお母さん、
学校の先生、スポーツの指導者などが集まった。

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トークショーのテーブルにはこんな可愛らしいアレンジが・・・
メインゲストは、なんとあのサッカー日本代表で
イタリア チェゼーナで活躍中の、長友佑都選手のお母さん、長友美枝さん。
どんな風に長友選手を育てられたのかを、かなり赤裸々に語ってくれた。
ＮＨＫも取材に来てるし、朝日新聞もやってきていた。
長友選手のお母さんとステージに上がらせていただき、
私はコーディネイターをつとめた。
※イベント中の写真は、主催者から頂き次第アップしますっ
ま～彼女はとにかく若い。明るい。ラテン系。何でも前向き。そして勝負師！
あけっぴろげな性格なお母さん、そりゃ話が合わないはずがないっ

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楽屋でもひとしきり盛り上がった後、記念撮影。
長友選手は、物心ついた時から誰にも教えられなくてもボールをけっていたとか。
ちなみに彼は7ヵ月で歩いたそうだ（えええ～～～～～～）
離婚して女手ひとつで3人を育て上げた美枝さん、
そりゃ家族全員食べていくには、並大抵ではなかった。
「自分のものは一切買わず化粧もせず、働きまくりました」と美枝さん。
小学校ではもちろんサッカーチームに入ったが、
愛媛ＦＣジュニアユース入団テストに落ちて、最初の挫折を味わう。
中学校では、少々やんちゃで部活さぼってゲーセンに行ったりも
してたらしいが（いわるゆ反抗期）、
そこでお母さんは、一切連れ戻したり叱ったりしなかった。
「分かってるのに言われたら余計腹が立つ。もし人様に迷惑かけないんやったら
自分が気づいてくれるまで信じて待っていました」
答えを先に教えず、自分で答えに気づくまで待つ。
言いたくないこともあるやろうから、試合の結果や今日会ったことなど
むやみに親から聴いたりしない。言いたかったら自分でいうだろう。
そして思いっきり応援してあげる。
親元を離れて東福岡高校に行った時も、
実力で明治大学に行って、サッカー部で活躍した時も、
とにかく周囲が驚くほどむちゃくちゃ練習して努力して、勉強も頑張ったという。
命がけで育ててくれた母を観てきたから、
いつも長友選手は母への感謝の気持ちを伝えている。
ワールドカップで日本代表が決まった時、長友選手から電話があったそうだ。
「お母さんが居てくれたから今の自分がある」
親はいつも子どもの背中を押している。
そして子はその親の背中を観ている。
2部では、愛媛ＦＣ事務局の児玉さんと、ＰＴＡ副会長の渡部さんにも入ってもらって
子どもの夢をはぐくむとは・・・を考えた。

いろいろ意見がでたが、結局は、親が大人がどれだけ生き生きした姿を見せるかが
大事やな～という結論に達した。
今まさに反抗期まっただ中の息子さんのお母さんからや
会場からも質問がどんどん飛び出した、あっという間の時間。
パネリストの一人、渡部さんの娘さんが掲載されてるってことで
広報まさき を頂いた。
丁度記事には、愛媛ＦＣジュニアユースに入った
サイドバックの岡田一騎くん。
運動力の多さと人一番努力家なところは、まさに長友選手！だ。

こういう夢を追っている若者に、
大人は勇気と元気をもらい、仲間は良い刺激をもらい、
街が人が元気になっていく。
いいパワーをもらった貴重な時間であった。
さて、明日は八幡浜でお仕事。
・・・雪、大丈夫かなぁ。。。ゆめみかんに無事にたどり着きますように。。。